この記事の監修ドクター:工藤内科副院長 工藤孝文先生 詳しくはこちら 最近、ほうじ茶をよく飲んでいます。 ほうじ茶は、カロリーゼロのお茶でありながら、いろいろな体に良い成分が入っているだけでなく、カフェインは少なめで、体を温めてくれるという、冷え性の方からみたらいいことがたっぷりなお茶なんです。 普段何気なく、違うお茶を選んでしまっていた方は、この機会にほうじ茶を選んでみるのもいいかも? 今回は、ほうじ茶の効果効能についてちょっと深堀してみましょう。 「ほうじ茶」とは? 「ほうじ茶」は、緑茶と同じ茶葉を香ばしく炒って、その炒った茶葉で入れたお茶のことを指します。 だから、「ほうじ茶」は緑茶の仲間です。 「ほうじ茶」とカフェイン 緑茶の仲間なのに、カフェインの含有量が少なくて、安心して飲めるお茶として知られているのが「ほうじ茶」です。 全くカフェインが含まれていないわけではないけど、お茶の中ではかなりカフェインが少ないほうなので、カフェインを避けたい方には、人気のお茶です。 1杯分のカフェインの含有量を比べてみると… 緑茶(玉露):180ミリグラム 緑茶(煎茶):30ミリグラム ほうじ茶:10~20ミリグラム ね、緑茶と比べるとかなり低め・・・そして、コーヒーは緑茶よりももっと多い50~100ミリグラム程度だといわれているから、ほうじ茶は、コーヒーや緑茶を選ぶよりも低カフェインが実現できそうな飲み物と言えそうです。 ほうじ茶がなぜカフェインが少ないのかちょっときになりませんか? カフェインって、葉が若いほうがたくさん含まれているんだって。あと、熱にも弱いので、若葉を使いにくく、炒る工程が必要なほうじ茶は、カフェインが少なくなりがちだといわれています。 「ほうじ茶」の効果効能 「ほうじ茶」は、普段何気なく飲んでいる、一般的なお茶ですが、その健康効果は高く、特に冷え性の方やカフェインを気にする方にとって、とても注目されているお茶です。 効果1:テアニンのリラックス効果 ほうじ茶には、アミノ酸の一種である「テアニン」が含まれています。 テアニンは、ほうじ茶のうまみの素でもありますが、実は味の問題だけじゃなく、私たちをリラックスさせてくれる重要な栄養素だということがわかっています。 具体的にいうと、人間がリラックスしているときに脳から分泌される「α波」を増やす効果があるといわれているんです。「α波」がでると、自律神経のうちの副交感神経が優位になって、睡眠の質を浴してくれたり、ストレスを解消してくれるといわれています。 副交感神経が寝ている間にちゃんと優位になれば、腸内細菌たちも活発に動いてくれるので、成長ホルモンや幸せホルモンも作りやすい環境になりますね。そのおかげで、更年期障害の改善、PMS(月経前症候群)の緩和も期待できるんですって。 効果2:カテキンの免疫力アップ&ダイエット効果 ほうじ茶は、ヤセたい人にもおすすめのお茶です。 その理由は、ほうじ茶に含まれるカテキンにあります。カテキンといえば抗菌・殺菌効果が有名で、口臭や虫歯の原因となる菌を殺してくれるため、口臭や虫歯予防ができますが、他にも腸内のあまりよくない活動をしがちなピロリ菌の増殖を抑えることもわかっています。 そして、カテキンは糖質や脂質の吸収も抑えてくれます。ダイエット中にも飲みたい飲み物ですね。 効果3:ビタミンCの美肌効果 ビタミンCといえば、すっぱいものに良く含まれているイメージかもしれません。 しかーし、実はほうじ茶にもビタミンCはたくさん含まれています。それもほうじ茶に含まれるビタミンCは熱にも負けないといわれていて、美肌を目指す人にとってはとても有用な摂取方法になります。 ビタミンCは水溶性ビタミンで、定期的にとる必要があるビタミンですから、ほうじ茶などこまめに採れる方法で摂取する方法は理にかなっているかもしれませんね。 効果4:ビタミンEの老化防止効果 ビタミンCの効果を最大限生かすためには、ビタミンEが必要だとよく言われます。 ほうじ茶にはそのビタミンEもたくさん含まれていることがわかっています。ビタミンEは、血行を良くしたり、動脈硬化、心筋梗塞を予防したり、ホルモンバランスを整えたりと大活躍! ビタミンCとEを一緒に摂取すれば、アンチエイジングにも効果があるといわれるので、ぜひほうじ茶を活用したいですね。 効果5:クロロフィルの生活習慣病予防効果 クロロフィルは血液の流れをよくする、血管をサラサラにすると聞いたことがありませんか? 血管の流れが良くなるのは、体にとってはすごいことで、悪玉コレステロールを排泄してくれたり、血中の脂質濃度を正常にしてくれたりと、大きな影響があります。身体の循環がよくなるので、体臭や口臭を改善することもあるのだとか。 その結果、糖尿病や動脈硬化などの生活習慣病の予防に役立つといわれています。 効果6:ピラジンの冷え性改善効果 お茶に含まれるカフェインは、基本的には血管を収縮させる効果があって、体が冷えるといわれています。コーヒーは体を冷やすといわれているのは、このカフェインの効果のため。 でもほうじ茶は、カフェインがとても少ない飲み物でした。そのためコーヒーや緑茶に比べると、体が冷えにくいといわれています。冷え性の方にとっては、とてもうれしいですよね。
https://www.chounaikankyou.club/article/houjicha.html
同時也有3部Youtube影片,追蹤數超過5,380的網紅薬剤師の健康雑学 -コンプラスチャンネル,也在其Youtube影片中提到,ヘルシアコーヒーは コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)を豊富に含み、エネルギーとして脂肪を消費しやすくするので、体脂肪が気になる方に適しています。 という許可表示を取り、特定保健用食品として売られています。 血圧を下げる作用や、糖尿病を予防する作用については、許可表示を取っていないため表記...
「糖尿病 予防 コーヒー」的推薦目錄:
糖尿病 予防 コーヒー 在 腸活webメディア「腸内革命」 Facebook 的最讚貼文
私たちの口を潤してくれている唾液。実はすごーく大事な役割をしてくれています。 口臭予防や虫歯予防、歯周病予防だけでなく、時には大きな病気さえも防いでくれているかも?そして、なんといっても若返りホルモンも混ざっていることが知られています。 質の良い唾液を出して、健康と美容を保つには一体どうしたらいいのでしょうか?今回は質の良い唾液を出す方法をまとめてみました。 唾液はなぜ重要なのか? 唾液ってただ口を濡らしてくれるだけじゃないの?と唾液の大切さをあま~く見ているかたも多いと思います。 でもね、唾液ってすごーく大事なんです。口臭対策ネットさんに唾液の働きがまとめられていたので、ご紹介したいと思います。 食べ物を柔らかくして消化を助ける 唾液に含まれるムチンの働きで、食べ物が飲み込みやすくなる 唾液に溶け込んだ成分によって味覚を感じることができる がんの原因となる活性酸素を分解 口内を中和して虫歯を予防する 口の中に侵入してきたばい菌を殺す 食べかすなどの汚れを洗い流し清潔を保っている 老化を抑える働きがある 参考: 唾液って本当に大事な働きをしています。それにも関わらず、最近はドライマウス症といわれる口が乾いた状態が常に続いてしまう症状に見舞われる方も多いのだとか。 でも、なぜ口が乾いてしまうのでしょうか? ドライマウスの原因 ドライマウスの原因として、口臭対策ネットさんに掲載されていた情報をまとめると、ドライマウスにはこんなメカニズムがありそうです。 食べ物をよく噛まない ↓ 噛む筋力が低下 ↓ 唾液腺を刺激しなくなる ↓ 唾液がでにくくなる これは誰にでも起こりうる問題ですね。 この食べ物をよく噛まない以外の原因だと、このようなことも唾液がでない原因として挙げられるそうです。 加齢 ストレス 更年期障害 糖尿病・腎不全などの病気 薬の副作用(抗うつ剤、睡眠薬、降圧剤など) 参考: 加齢は誰にでも起こることですが、ストレスや病気なども原因になりえるみたい・・・。怖いですね・・・。 ドライマウス症になると、口の中が常に乾燥している状態なのでいろいろなリスクが発生します。 ドライマウスのこわーいリスク まず、口が潤っていないということはそれだけ口内環境が乱れやすくなります。 歯周病菌が繁殖し、歯周病になりやすくなる 歯周病菌が繁殖し、肺炎や糖尿病になりやすくなる 免疫力が低下し、風邪をひきやすくなる 虫歯になったり、舌苔ができやすくなる 口臭がくさくなる とにかく歯周病菌が増えたり、虫歯菌が増えたり、口の中が乾燥することで菌が増えてしまうんです。 すると、歯周病や虫歯になったり、口がくさくなったりするだけでなく、体中に菌がまわり肺炎や糖尿病にもなりやすくなるといいますから、口は乾燥させちゃいけませんね。 若返りホルモンと唾液の関係 もう一つ、口が潤っていないことで損をすることがわかっています。 そう、唾液の中には別名「若返りホルモン」とも呼ばれる「パロチン」という物室が含まれているそうなんです。このパロチンの効果を調べてみると…こk-んな効果が! 肌や髪を美しく保つ 全身のアンチエイジング 筋肉の強化 消化吸収を助け、ダイエットをサポートする 参考: そもそも唾液がでにくいドライマウスの場合は、もちろんこのパロチンは出てくれませんし、唾液が出ていたとしてもパロチンが含まれやすい唾液とそうでない唾液があります。 できるなら、パロチンが含まれた唾液をたくさん出したいですね。笑 唾液をたくさん出す方法 自分がドライマウス気味かもしれないと不安になったら、とりあえず唾液をたくさん出す方法を試してみましょう。 水を飲む 唾液を出す基本的な方法としては水分摂取がとても大事です。とはいえ、コーヒーとかウーロン茶、あとは味が濃い飲み物なんかはかえって口が乾くことになる場合もあるんだとか。 [ 29 more words ]
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糖尿病 予防 コーヒー 在 薬剤師の健康雑学 -コンプラスチャンネル Youtube 的最佳貼文
ヘルシアコーヒーは
コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)を豊富に含み、エネルギーとして脂肪を消費しやすくするので、体脂肪が気になる方に適しています。
という許可表示を取り、特定保健用食品として売られています。
血圧を下げる作用や、糖尿病を予防する作用については、許可表示を取っていないため表記されていません。
表記されていないからと言ってその作用がないわけではありません。
もちろん、普通のコーヒーにもこれらの作用は少なからずあると思います。
ヘルシアシリーズは緑茶もそうですが、元々ある成分を強めて入れているだけの商品になります。
カテキン含有飲料のヘルシア緑茶ならばカテキンを高濃度にしただけ、今回もポリフェノールを多く抽出して入れていると言う商品です。
必要量は1日1本程度とされており、多く摂ることでその効果が強く出ることがあまりなく、むしろ望ましくない副作用と言える症状が出る場合があります(お茶やコーヒーの場合、カフェインも多く含まれています)
飲むだけで痩せる とまでは難しいかもしれませんが、こういったトクホの商品がダイエットの手助けになれば良いなと思っています。
質問などがありましたら、コメント欄にお気軽にどうぞ!
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途中で出てきた甘味料の話はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=yGkBxP7kLPo
#ヘルシアコーヒー
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#クロロゲン酸類
糖尿病 予防 コーヒー 在 ゆうきのマイトレ ダイエットTV Youtube 的最讚貼文
諸事情により動画内にぼかしを入れております。大変見苦しい状態となっておりますがご容赦ください。また、未定ですが今後同じ内容のものを順次アップしていきます。よろしくお願いします。
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おからパウダーダイエットテレビでは言ってくれなかった衝撃の真実!!もうやるしかない…
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【ダイエット】脂肪つぶしダイエット
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「血糖値を下げる新常識」で血糖値を上げない生活を考える【名医のTHE太鼓判】
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ダイエット中の方必見、痩せて健康!簡単料理だからモチベーションもUP②
https://youtu.be/CtfqZZexlPs
#ダイエット #健康 #痩せる
糖尿病 予防 コーヒー 在 ブライトサイド | Bright Side Japan Youtube 的最佳貼文
健康を促進する方法。お茶は水の次に人気のある飲み物です。緑茶は何千年もの間摂取されてきています。間違いなく美味しくて健康的ですが、カロリーの数値はどうでしょう?答えはゼロなんです!多くの健康上の利点と共に、緑茶は体重を減少する、脂肪を燃焼する、新陳代謝を上げるのに役立つと称賛されています。朝のコーヒーやお昼のソーダを、健康を後押しする緑茶に変えるべき8つの理由を見て行きましょう!
タイムスタンプ:
1. 心臓に良い生活を送る 1:27
2. 新陳代謝を上げ脂肪を燃やす 2:26
3. 長生きする 3:25
4. 不安と戦う 4:19
5. 体と歯の細菌をやっつける 5:27
6. 体重を減らす 6:31
7. 脳機能を改善しアルツハイマー病のリスクを下げる 7:37
8. 糖尿病のリスクを下げる 8:35
緑茶を避けるべき状況 10:18
音楽:
https://www.youtube.com/audiolibrary/music
概要:
‐緑茶を飲むことはその中に含まれているカテキンのおかげで、循環器疾患のリスクをかなり減らすことが証明されています。
‐緑茶に含まれるカテキンは新陳代謝を上げ、脂肪を燃やす役割も担っています。
‐緑茶は健康全般を改善することが出来るので、自然と生活の質を改善し、歳を重ねても元気でいられます。
‐緑茶は不安を軽減し、精神的健康に力強く前向きな効果があると証明されています。
‐緑茶の主成分には抗感染症があり、インフルエンザA型やC型肝炎のようなウイルスに対抗する抗ウイルス物質として働くことが示されているんです。
‐緑茶が新陳代謝を上げ、脂肪の燃焼を助けることができるとなると、減量する際のダイエットプランに取り入れないわけにはいきませんよね。
‐緑茶は認識力を改善し、記憶力や注意力に有益であることも明らかにしています。緑茶は興奮剤であるカフェインを含んでいます。
‐日本で17,000人以上の人に対して5年間行われた研究では、緑茶を日頃飲んでいる人は飲んでいない、もしくはあまり飲まない人と比べて、2型糖尿病を発症する可能性が低いことが判明したのです。
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