☆ネイティブの生の会話からリアルな英語を学ぶ☆
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1) Downer(場を盛り下げる人・がっかりする話)
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downerはdownから成り立った表現で、場を盛り下げる人や気分や雰囲気が落ち込むような話、気の滅入るような出来事を指します。この表現は、場を盛り下げる人の意味で使われることが多く、そのような人をDebbie Downerと呼びます。Debbie Downerはアメリカの有名なテレビ番組のキャラクターの名前に由来する表現で、みんなが楽しんでいる場で常にネガティブなことを言うような人を指します。“Don’t be a Debbie Downer.”は「場を盛り下げないでよ」という意味になり、ネガティブなことばかり言って場をしらけさせるような人に対してよく使われます。
<例文>
Why would he say something like that? He’s such a downer.
(彼は何であんなことを言うんだろう?彼って本当に場をしらけさせるよね。)
Don’t be a Debbie Downer. Just relax and have fun.
(ネガティブなことばかり言って場を盛り下げないでよ。リラックスして楽しんで。)
I hate to be a downer but I think we should get going. It’s getting late.
(場をしらけさせて悪いんだけど、遅くなってきたからそろそろ帰ったほうがいいと思う。)
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2) Miss(休む)
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missは状況によって様々な意味を持つ単語ですが、今日の会話ではクラスや仕事、ミーティングやイベントなどを休んだり、欠席したりすることを意味します。一般的にはサボって休むのではなく、病気や何かしらの理由で欠席する状況で使われます。
<例文>
I’ve never missed a day of work.
(私は仕事を1日も休んだことがありません。)
I had to miss class today because I had a doctor’s appointment.
(病院の予約が入っていたので、今日は授業を休まなければなりませんでした。)
I’m sorry I missed your performance. How did it go?
(君のパフォーマンスを見に行けなくてごめん。どうだった?)
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3) Stand up for oneself(自分のために立ち上がる)
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直訳で「自分のために立つ」となるこの表現は、相手から批判されたり、悪口を言われたり、または何かを押し付けられた時に、自分の意見や見解をしっかりと主張することを意味します。例えば、“Stand up for yourself.”は「毅然とした態度を取りなさい」、“Thanks for standing up for me.”は「私をかばってくれてありがとう」、“Stand up for what you think is right.”は「正しいと思うことのために立ち上がりなさい」といった意味になります。
<例文>
Stop being a pushover and stand up for yourself.
(人の言いなりになるのはやめて、毅然とした態度を取りなさい。)
Thanks for having my back and standing up for me.
(私の味方をしてかばってくれてありがとう。)
You have to stand up for what you think is right.
(自分が正しいと思うことはしっかりと主張しないと。)
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4) What’s the word?(何て言うんだっけ?)
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“What’s the word?”は言いたい言葉がパッと思い浮かばない時に使われる表現で、日本語の「なんて言うんだっけ?」に相当します。例えば、今日学んだフレーズ、「場を盛り下げる人」の単語がパッと思い浮かばない時に、“What’s the word? Oh yeah, Debbie Downer.”のように言います。その他、「あの場所の名前は何だっけ?」は“What’s the name of that place?”、「あの人の名前は何だっけ?」は“What’s his name?”と言い、ここでは“What was ____?”のように過去形にしてもOKです。
<例文>
A few weeks ago, I learned a new word for a small party. What’s the word? Oh yeah, kickback.
(数週間前に、小さなパーティーを意味する新しい単語を覚えました。なんて言う単語だっけ?あ、kickbackだ。)
What was the name of the steakhouse we went to last week? Was it Fleming’s?
(先週行ったステーキ専門店の名前は何だったっけ?フレミングスだっけ?)
What’s the word for「マフラー」in English again? Oh yea, scarf!
(マフラーって英語でなんて言うんだっけ? そうだ、scarfだ!)
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5) Power through(何とかやりぬく)
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power throughは、困難な状況でも諦めずに最後までやり通すことを意味します。どれだけ嫌なことや辛いことであろうと、根性と負けん気で何とかして成し遂げる状況で使われます。
<例文>
Don’t give up. You’re almost done. Power through it.
(諦めないで。もうすぐで終わりだよ。最後までやり抜いて。)
I’m exhausted but I have to power through it and finish the project.
(すごく疲れていますが、何とかしてプロジェクトを終わらせないといけません。)
She’s mentally tough. She can power through anything.
(彼女はメンタルが強い人なので、何でもやり通すことができます。)
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本日ご紹介したフレーズは、iTunes Japanの「ベストポッドキャスト」に2017から4年連続選出されたHapa英会話の人気コンテンツPodcast第343回「大学時代の最悪な思い出」の内容の一部です。Podcastの全内容をご覧になりたい方は、Hapa英会話のブログをチェック!会話の全文、会話の要約、ピックアップしたフレーズ、ポッドキャストでは説明できなかった表現や言い回しが掲載されています。
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