こんにちは。
７月から編集部にひっそり在籍している、
初カキコミのＭです。今後、どうぞよろしくメカドック。
さてさて、
今日は新型トライアンフ・タイガー800XC／XRの
発表会に行ってきました。
11月のミラノショーで発表されたばかりなのに、
もう日本国内で正式発表！？
それには裏がありまして、
タイガー800はトライアンフのタイ工場で生産。
距離的な理由で、日本市場はいち早く導入が実現したのだとか。
日本人に生まれた事を感謝しつつ、先に進みましょう。
発表会場所はなんと英国大使館でした。
厳重なチェック（ゆえに撮影NG）をくぐり抜けての入場です。
ご存知の方も多いでしょうが、
タイガー800はトラのお家芸・３気筒エンジンを積む
ミドルクラスのアドベンチャーツアラーです。
従来から、前輪が21インチの「タイガー800XC」と、
19インチの「タイガー800」の２グレード展開でしたが、
今回は19インチ版に「XR」というサブネームを付けたうえ、
XC／XRそれぞれに上級版「x」を設定、
計４グレードに拡充されました。
タイガー800は2010年の発表以来、すでに３万4000台を販売し、
今年の販売数も前年比14％増という売れ売れ絶好調バイク。
そりゃあトラさんだって気合いが入っているわけです。
そんな説明をスラスラと解説して下さるのは
トライアンフ・モーターサイクルズジャパンの
新社長、野田一夫さん。
以前はマツダで４輪車のテストドライバーをされていたという、
血中エンジニアリング濃度の高い方（と、Ｍはお見受けしました）。
今回のモデルチェンジ、ポイントは多々あるのですが、
鍵となるのは電制スロットルの採用でしょうか。
これでスロットルレスポンスのきめ細やかさを増した上で、
上級グレードのタイガー800XCx／800XRxには
エンジンの特性やABS／トラコンの介入度を選択出来る
「ライディングモード」を標準装備。
ハイテクアドベンチャーの仲間入りを遂げています。
ちなみに操作はメーター脇の「Ｍ」ボタン。
コイツをポチッとすると色々なモノが切り替わるのだそうな。
気になる価格のほうですが、
いちばん安いタイガー800XRで129万9000円。
最もお高いタイガー800XCxが164万円となっています。
ちなみに今回は・・・
シートレールやテールカウルなどを
デイトナ675用にすげかえた「ストリートトリプルRx」に
伝説の喫茶店・エースカフェとコラボの「スラクストン エース」、
そしてエースカフェのデカール（用品として設定予定）を
まとった「デイトナ675」なども展示されておりました。
トライアンフの３気筒モデルって、
独特な振動とか音、吹け上がりがホント楽しいんですよね。
野田新社長もそれに驚かされたらしくて、
「まずはその楽しさを多くの人に伝えたい」とのこと。
トライアンフの今後に期待大ですね。
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