最近の甘酒ブームで、酒粕甘酒を飲む方も増えてきていると思います。 個人的におすすめなのは麹甘酒で、私は麹甘酒のほうが味も好きなんだけど、意外と酒粕甘酒と麹甘酒のどっちが好きか聞くと、意見が分かれる気がしています。 今回は酒粕甘酒にも使われている、「酒粕」に入っているアルコール度数について、そしてアルコールを飛ばす方法について、まとめてみました! 酒粕とは? 酒粕は、日本酒を作る際にできるもろみを絞った時にのこる固形物のことです。 簡単にいうと、日本酒を作るときにできるカスなんですが、実はこのカスの中にたくさんの栄養が含まれていることが注目され、最近は人気の食べ物となっています。 酒粕のアルコール度数 酒粕は日本酒を作った時のカスなので、当然アルコールが含まれます。 酒粕の種類にもよるので一概には言えませんが、だいたい5~8パーセントほどアルコールが含まれていると言われています。 もちろん本体の日本酒よりはアルコール度数は少ないですが、ビールなどと同じぐらいのアルコールは含まれていることを知っておいたほうがよさそうです。 日本酒:15度~16度 焼酎:20度~25度 赤ワイン:11度~15度 白ワイン:7度~15度 ウイスキー:40度~60度 ビール:4度~8度 参考: ビールと同じだとしたら、お子さんはもちろん妊娠中の方や運転する予定の方も飲んじゃダメですよね。 酒粕のアルコールの飛ばし方 酒粕からアルコールを飛ばすためにいちばん簡単な方法は、酒粕を加熱することです。 和食などに日本酒を入れてアルコールを飛ばすときに、一度煮立たせることがありますよね? 酒粕も同じでアルコールを空気中に逃がすためには、78℃以上の加熱が必要だといわれています。 酒粕を水に溶かして、その酒粕水を沸騰させるとアルコールを飛ばすことができます。 酒粕はあきらめて〇〇で代用しよう 実は個人的には、無理やり加熱してせっかくの菌たち(すでに商品によってはみんな死んじゃってるかもしれないけど)をいじめるのは、あんまりお勧めしたくないわけなんです。 もちろん麹菌だけの問題ではなく、酒粕に含まれるビタミンなども熱に弱いので変性する可能性があります。食物繊維やミネラルは一般的には熱に強いといわれているので大丈夫かもしれませんが…ちょっと残念。 アルコールが含まれているとあまりよろしくない方は、酒粕からアルコールを飛ばすことに注力しないで、酒粕と同じようにおいしいもので代用することを考えてみてはいかがでしょうか? 例えば・・・ 甘酒が飲みたい! と思ったとしましょう。いつも酒粕からできた酒粕甘酒を飲んでいる方にぜひ試してもらいたいのが、麹からできている麹甘酒です。 甘酒には2種類あって、原料に違いがあります。 酒粕甘酒=酒粕+砂糖+水 麹甘酒=麹+水 個人的には麹甘酒のほうがおすすめですが、その理由は酒粕由来ではないのでアルコールが全く含まれないことと、白砂糖が添加されていないことにあります。 自然な甘さでビタミンやミネラルがいっぱいとれ、最近話題の「飲む点滴」として優秀なのは、実は麹甘酒なんです。 もし毎回酒粕甘酒を選んでいる方がいたら、ぜひこの機会に麹甘酒にトライしてみてはいかがでしょうか? 酒粕のアルコール度数まとめ 酒粕のアルコール度数は、ビールと大体同じだいたい5~8パーセントでした! これだけ入っていれば、妊婦さんやお子さん、車の運転をされる方は注意が必要です。 加熱すればアルコールを飛ばすことは難しくないですが、加熱することで壊れてしまうビタミンもあるので、 甘酒を飲みたいのであれば、麹甘酒で代用する方法も検討してみてくださいね!
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