大阪アミューズメントメディア専門学校教師でいらっしゃる岩本様のご尽力により、作家、ライターなど文筆業を目指している学生の皆さんに観劇の感想を頂きましたので掲載させて頂きます。
「ジャズレコードの余韻」
感動の一言でした。
まずは、劇場の中!エントランスと廊下を抜け、劇場の中に入ると、そこはノスタルジックな世界。ピアノ、ギター、ドラム。ジャズの舞台が眼前に広がり、それらを縁取るように大きなレコードに見立てた舞台装置が。
豪華なセットでは無く、何処か昭和の世界に行ったように感じるセット。それらを目にして、言い知れない興奮が湧き、ジャズと歌が聞けるという期待に胸が踊りました。
そして、開演。
有楽町の女おゆきの、強かで女らしいブギウギ時代の歌唱で物語が始まります。
後ろのレコードの枠中で映像が映り、世界の中に入った気分に。
そこに、1人の女性の登場。神野美伽さん演じる笠置シヅ子の登場です。
最初、半纏を着ていて、赤ん坊を背負っていて……。
ただのおばちゃんにしか見えませんでした。
ですが、それが一転。劇場で歌うシーンでは、オーラを感じ、ハスキーなボイスが、ジャズの音色と共に出てきた瞬間。あの人は、笠置シヅ子だったんだと気づかされます。
悲しい背景があるのに、陽気さを感じる所は、カッコいいなと思いました。
そして、後半では超有名曲「東京ブギウギ」のナンバーが。
観客は、ソウルフルなブギのメロディーに乗って、身体が揺れていて、すごく楽しい劇でした。
戦争前後の出会いと別れ。その度に、笠置シヅ子の境遇に泣いてしまいました。
表現することの難しさや、歌い手であるが故に、会えない大切な人の死際。
それでも歌い続けるシヅ子は、しなやかな強い女性でした。
悲しいなかにある、希望の光。笠置シヅ子さんは、そういう人物だったのかと思わされました。この物語には、女性の持つ海のような強さ。優しい女性の日向のような明るさがあります。
それだけの実力のある女性歌手・神野美伽さんは、とても素晴らしい歌手だと思いました。少しハスキーでソウルフル。昨今の日本では中々聞けない歌声だった気がします。
笠置シヅ子、神野美伽。二人の素晴らしい歌手のハーモニーを是非、多くの人に聞いてみて欲しい。是非、彼女の人生に立ち会って欲しい。そう思いました。 (片岡篤志)
『昭和のディーバ、令和に現れる』
ブギの女王と呼ばれた歌手、笠置シヅ子。
「SIZUKO! QU℮℮N OF BOOGI℮~ハイヒールとつけまつげ~」は、彼女の苦難に満ちた生涯を「東京ブギウギ」「センチメンタル・ダイナ」「ヘイヘイブギー」など彼女の歌と共に観ていく音楽劇だ。
劇中では服部良一の手掛けた数々の名曲たちを、笠置シヅ子を演じる神野美伽が歌い、令和となり新たに表現された歌は圧巻で、観客を物語へ引き込んでいった。
関西で活動していた頃の曲から、代表曲、更には「大空の弟」という幻の曲まで、笠置シヅ子の全てが歌われた。
決して恵まれた人生ではなく悲しみや苦難に満ちた生涯を、明るく蹴飛ばしていったのだと感じさせる笠置シヅ子の明るさ、パワフルさを体現した自然に笑顔になれる劇だった。
(菅 陽騎)
「SIZUKO!」舞台を観劇して
今回、舞台を見させていただいてまず思ったことは、一人のキャストさんが複数の役を演じるという点です。一人一役の演劇は見たことがありましたが、今回のような形のものは見たことがなかったので、とても新鮮でした。
また、キャストの皆さんによる迫真の演技で、笠置シズ子さんの生涯が細かく表現されていてとても面白かったです。ジャズの曲も魅力的なものばかりでした。私は普段ジャズを聴かないので、新たな学びとなりました。
個人的には、最後に神野美伽さんを中心に、キャスト全員が笑顔で歌っているところが一番好きです。
今回の舞台観劇で、新しい知識を得ることができたので本当に良かったです。
(北山大祐)
「SIZUKO!」舞台を観劇して
ピアノは奏者がこの上なくリズミカルに演奏していて、ドラムは破裂するような勢いの音、ギターは柔かく包み込むようでした。
そして何より、神野美伽さんの声はドラムにマッチした爆発するような声で心を震わせました。
物語自体も滑らかで、ときに冗談を滑らせる。
総評として、ジャズの特性を上手く利用しており、ジャズへのリスペクトが見られました。でも音楽全体に対してはそこまで……という印象でした。
また、タイトルの回収が良かったと思います。
個人的におゆきの最期のワガママは好きでした。
最後の「神野美伽として歌う」と言う演出は演出として良いもので好みでした。
(北川晴)
舞台「ハイヒールとつけまつげ」
『ブギの女王』、笠置シヅ子さん。私は彼女のことを知りませんでした。唯一、知っていたのは「東京ブギウギ」だけ。そんな私が彼女の半生を描いた「ハイヒールとつけまつげ」を観劇させていただきましました。
神野美伽さん演じるシヅ子が元気に育ち、大阪松竹楽劇部に入るところから物語は始まります。強烈な関西弁に、やる気と負けん気が溢れた彼女を見ているとおのずとこちらも元気になってきます。そして、シヅ子は才能を見出され、作曲家、服部良一と組みジャズ歌手として知る人ぞ知る名シンガーになっていきます。
物語になぞらえて、シヅ子の曲が生演奏&神野さんの歌で流れます。まるでコンサートに来ているような臨場感と迫力を味わうことが出来るでしょう。ジャズの明るい心躍るリズムに、曲を知らない私も大興奮でした。
そんな中、物語内では戦争がはじまります。シヅ子の歌うジャズ音楽は、敵性音楽だと憲兵に注意され、歌うことを禁止されてしまいます。それと同時に身近な人の訃報が重なり悲しみに暮れるシヅ子。そのシヅ子立ち直らせてくれたのは新たな出会いでした――。
この先、シヅ子はどう激動の時代と言われる戦後を乗り越え、『ブギの女王』と呼ばれるまでに至ったのか……それはぜひ、ご自身の目で確かめにいらしてください。
笑いあり涙あり、歌ありダンスありの、とても楽しい舞台です。
笠置シヅ子さんを知らなかった私も、心の底から楽しめて大満足でした。そしてまた、彼女のことをもう少し知りたくもなりました。手始めに、シヅ子さんのCDを借りにいこうと思います。
舞台を作り上げられました皆様、本当にありがとうございます。こんな素敵な舞台に出会えて、私は幸せです。
皆様も、「ハイヒールとつけまつげ」、ご観覧にいらしてください。
(森田一輝)
「ブギの女王、現代に蘇る」
「東京ブギウギ」で知られる、戦後の大スター、笠置シヅ子を題材にした劇、「SIDUKO!」。
主演を演歌歌手として知られる、神野美伽さんが務めると聞いて、どんな舞台になるんだろうとワクワクしていましたが、目の前で演奏されるジャズ・ミュージックと、神野美伽さんの歌唱力に圧倒されっぱなしの二時間でした。
歌の合間に展開される、笠置シヅ子の人生を描いた劇では、吉本興業の御曹司とのほろ苦い恋や、生涯の師である、作曲家、服部良一との出会いなどが描かれ、とても見ごたえがありました。
初めて公開される、「買い物ブギ」の完全版や、豪華メンバーで歌われる、「銀座カンカン娘」。そして、コテコテの関西弁で話す神野美伽さんは必見です!
(沖中 蒼)
「暗雲吹き飛ばす爽快な舞台」
悲しみに包まれる戦後日本の暗雲を吹き飛ばしたのは、一人の豪快快活な女性歌手だったーー
戦前から戦後を股にかけた昭和のトップシンガー笠置シヅ子の半生を、彼女の名曲たちと共にドラマチックに舞台化した今回の作品。
たとえどれだけ辛く悲しいことがあっても、歌うことで全てを吹き飛ばす彼女の痛快な姿に、僕は今自分自身が抱えている悩みや不安も忘れられるような、そんな爽快な気持ちになりました。
素晴らしい演技と心に響く伴奏、そして曇天を晴らすかのような神野美伽さんの歌声、この舞台を見れば暗い気持ちなど吹き飛ばされること間違いないです。
昭和の時代をつけまつげとハイヒールで戦い抜いた笠置シヅ子の雄姿、是非一度、ご覧ください。
(内田匠海)
「舞台観劇レポート」
舞台が始まって一番最初の歌というのが、コミカル調で、観客が張った糸を緩ませ、解す様なモノというのが流石だと感じました。そして連続で歌を披露する際には、二曲目に必ずリズム的で、体で聞くモノというのも流れがあって気持ちよかったです。
三曲目がある時には、最初は静かに始まりある種シメの様な役割を持っていると思っていました。ですが中盤以降でいきなり曲調が変わってどんでん返しとなり、リズムという予想を裏切ってくれる構成になっているのがとても印象に残ります。
笠置シヅ子を題材としたせいか、ありきなストーリーや魅せ方ではありましたが、素直に観られる上に全体が大阪特有の気軽なノリだったので余り気にはなりませんでした。
一見の価値ありです!
(山口 歩)
「SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE
〜ハイヒールとつけまつげ〜 観劇レポート」
●きっかけ、そしてご挨拶
専門学校の一学生でしかないこの私が、笠置シヅ子女史の人生を辿るこの歌劇の席にお声がけ
いただいた事に、この場を借りて感謝を申し上げたい。
そもそも今回の観劇のお話があった時、私は、行くか、行かまいか、結構悩んだ。
観劇は嫌いではないが、踏ん切りがつかなかったのだ。
しかし、この場に来て、私はやはり、来てよかった、と思った。
それを、このレポートにしたためたいと思う。
私の感じた笠置シヅ子女史の、人生の苦難と、それを歌い飛ばす熱気の一端でも感じていただければ、そして、願わくば、この劇場に来ていただき、私の感じたものを共有していただければ、私は嬉しく思う。
以下、舞台の内容に触れるため、まっさらな気持ちで見たい方は注意。
●私から見た笠置シヅ子
この段を見ている方は、私のレポートを見てくださるという意思をお持ちと考える。
では改めて、ここを正式なレポートの初めとさせていただく。
私は笠置リアル世代ではないが、それでも、まるでガツガツと引き込まれるように夢中になっていた。
あれは、言うならば、ブラックホール……違う。
太陽。
激烈に輝いて、とんでもない存在感で嫌が応でも意識せざるを得ず、最後には景気よく大爆発を起こす。
まさにそう例えるのがふさわしい。
ネタバレになるため詳しく書けないのがもどかしいが、笠置シヅ子女史の人生も、おおよそそんな感じである。
涙も、苦難も、全て覆い隠し、自分の全てでファンの抱く苦しみを跡形もなくふっとばす。
近所のおばちゃんのように気さくでいて、ステージに上がった姿は、聖母のように神々しくもある。
相反する属性を、欲張りにもあれやこれやと詰め込んで、混ざり合っても決して濁らず、一枚の絵画のように完成している。
笠置シヅ子とは、そういう人なのだ。
●この舞台をネタバレ最低限に解説
わかりやすく、身も蓋もなく書いてしまえば、これは、「笠置シヅ子」と言うシンガーの人生記である。
重ね重ねネタバレになってしまうため多くを書けないが、少なくとも、笠置シヅ子女史に青春を費やした人や、原作の改変が嫌いなタイプの人にも、安心してご覧いただける、と思う。
気を張らず、楽しんでいただきたい。
●今、この舞台を見たほうがいい理由
上述の「きっかけ、そしてご挨拶」で述べたとおり、私はこの舞台の観劇に消極的だった。
しかし、結果的にここに来て、本当に良かった。
その感想を、この欄に記す。
今作は、あまり頭を使わなくていい。
もしかしたらここからはネタバレになるかもしれないが、舞台劇というよりは、笠置シヅ子ワンマンショーと呼んだほうがいいくらいだ。
頻繁に歌が入り、劇の内容といえば笠置シヅ子女史の人生語り。
悲しいシーンもありこそすれ、最後には、「普段自分はここまで耳の深い場所で音を聞いて
いないのか」と思わせるような爆音で、観劇中に抱いたあらゆるものを、ドッカーン!と
ばかりに振り払ってくれる。
まさにストレス解消という言葉がピッタリ似合う。
そう、アトラクション。
この作品は、舞台劇であり、笠置シヅ子ワンマンショーであり、アトラクションなのだ。
ある種カオスとも言えるこの劇、是非、緊張せずに、ご覧になっていただきたい。
その上で記すが、もし舞台上で、セリフのつっかえや歌詞間違いなど、ちょっとしたミスがあったとしても、どうか腹を立てないでいただきたい。
これは単なる贔屓ではなく、提案なのだ。
そういうミスを、あえて演出の一環と捉えて流すことで、一種「ユルい」雰囲気を醸し出す。
そう、これはいわゆる、半参加型舞台なのである。
上映中、歓声を上げても、喋ってもいい、映画の応援上映と似た感じである。
どうか、他の観客の皆さんの迷惑にならぬよう、落ち着いて、存分に笠置シヅ子ワールドに浸っていただきたい。
●終わりに
長々と書いたが、気負わなくてもしっかり楽しめる。
どうか、笠置シヅ子女史の織り成すスペクタクルに、浮世を忘れて楽しんでいただきたい。
最後に一言。
私の拙文に意義を見出していただき、ありがとうございました。
(筆者:カンゲキした人)
今回の音楽劇「SIZUKO!」を若い世代の方たちがどのように受け止めてくれるのか、その感想を直で聴けるいい機会になりました。
是非若い世代の方にも見て頂きたいとスタッフ、出演者一同思っています。
主催からも若い世代にもっと見てもらいたいという事で11月30日、12月1日の公演に関して若い世代の方への割引制度も行う事が決定いたしました。
詳しくは公演HPでご確認ください。
http://yoshimoto.funity.jp/search/?kgid=CT19112316&kaien_date_type&kaijyo_code=*&kw=SIZUKO&senkou_flg=0
同時也有2部Youtube影片,追蹤數超過173萬的網紅天月-あまつき- YouTube Official Channel,也在其Youtube影片中提到,Music Amatsuki Song by Irresponsible sensation "好き"を"好き"でいたい 真冬に聴く真夏の曲ってなんか寒い日のアイスみたいな感じでいいよね(?) ◆作詞作曲:天月-あまつき-&久寝くうすけ ◆編曲:久寝くうすけ&kain @kain252...
まふまふ御伽と知る世界 在 天月-あまつき- YouTube Official Channel Youtube 的最佳貼文
Music Amatsuki
Song by Irresponsible sensation
"好き"を"好き"でいたい
真冬に聴く真夏の曲ってなんか寒い日のアイスみたいな感じでいいよね(?)
◆作詞作曲:天月-あまつき-&久寝くうすけ
◆編曲:久寝くうすけ&kain @kain2525
◆イラスト:茶々ごま @gura1000be
◆動画:すこっち@scotch0116
inst→https://tinyurl.com/y8ajtvad
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無責任せんせーしょん
幸せの法則は 無責任なセンセーション
どうにもならないことなら知っている
アイスを分け合い 君が居たプールサイド
夏空の下で 溶けて消えないで
君とぱっぱらぱっぱぱらっぱ 宙に舞う
この感情抑えきらんないくらいに「恋」してる
嗚呼、ぐるぐるぐるぐると目が回ったら
いま世界は色を変えていくの
気付かない振りして まだこのまま
ずるくて 弱くて 情けないんだ
酸いも甘いもまだわかんない
皆様、どうぞ輪になって
油性で描かれた人生が 消せないように
あの時が触れた体温が
未だにずっと忘れらんない
誰かが名付けたこの現象に溺れていくの
僕は 君を想うだけ ちゃんとわかっている
空回りばっかでも どうか終わらないで
君とぱっぱらぱっぱぱらっぱ 宙に舞う
この感情抑えきらんないくらいに「恋」してる
嗚呼、ぐるぐるぐるぐると目が回ったら
いま世界は色を変えていくの
人生は選択の連続で
ありふれた答えじゃつまらない
"好き"を"好き"でいたい
忘れてしまいたい日々でも
片道切符の想いなら自由でしょう?
君とぱっぱらぱっぱぱらっぱ 宙に舞う
御伽噺の続きを信じてる
また少しの先の未来ならば
願うくらいは許されるかな?
君とぱっぱらぱっぱぱらっぱ 宙に舞う
この感情抑えきらんないくらいに「恋」してる
嗚呼、ぐるぐるぐるぐると目が回ったら
いま世界は色を変えていくの
確かな言葉が 胸で止まっている
ずるくて 弱くて 情けないんだ
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https://youtu.be/uM0c5AAkvcQ
―――――
今回は伯方の塩のCMソングの続きを作ってみた、ということで
皆様いかがでしたか?
しかもめっちゃファンキー。塩側もまさかファンクになるとは思っていなかったことでしょうね。
誰かずま君を止めてください。いや、もっとやれ。
ずま君曰く『ダミ声、ファルセット、ミックスボイス、チェストボイス、ハスキーボイス、スモーキーボイスのような、僕の出せるすべての声を結集して作った』とのことです。なんだその凝りようは。
でも『声にはわずかなエコー以外は一切手を加えていない』っていうこだわりぶりです。熱意の使い方間違えすぎだろ。いや、むしろ大正解か。大正解です。うん。
バックもたくさんのファンク洋楽を研究したようで、
『音のバランスやグルーヴ感を"本物"に近づけるようにがんばった』ということですよ。
本物って。伯方の塩で"本物"て。いやすごいけど。最高にすごいけどさ。
どうやったらそういう考えになるのかマジで脳みその中見てみたいよね。うん。
普通台所で伯方の塩をみつけて、こうなります?やばすぎるだろ発想の転換力。
そこに音楽スキルが合わさってまさに鬼に金棒。もう誰も手が付けられない。
僕は音源が来るたびにただただアドレナリンを出すだけです。はい。
だって…塩よ?塩。あの塩ですよ。白くてさらさらしたしょっぱい調味料ですよ。
めっちゃ身近なのに、なんですかこのやりたい放題。実は彼は本当にすごいことをしているのではないかと、改めて思う昨今です。
もう一度言おう。ずま君もっとやれ。ガンガンいこうぜ。
あ、せっかくここまで読んでくれた人もいるし
本編にも『伯方島に残ってた塩田 存続運動を行ったけど残せなかった 復活の願いを込めて』みたいな、塩の歴史に振れている部分もあったので
今回は何か塩の昔話でもしようと思ったんですけど
そもそも日本では昔は塩が全く使われていなかったんだそうですね。へえ。
いや、狩猟時代とかの話なんですけど、食卓に塩がないって不思議な感じがします。うん。
何やら、動物の肉だけじゃなくて骨や髄まで食べつくしていた分、塩分が不足することがなかったんだそうですよ。
骨の髄まで食べつくすと、逆に栄養あったんだね。もったいない精神は偉大ですね。ええ。
でも、その生活から転換して、後からめでたく塩の文化が出来たわけですけど
今ではその塩の文化の代表と言っても良いくらい
有名なのが伯方の塩ですから、やっぱり伯方の塩って偉大です。本当に。すごいぞ伯方の塩。
ちなみに、"塩"自体は昔々から特別なものとして世界中で描かれていたそうですね。
そもそも『塩』という言葉自体が古代語で『名誉』とか『高評価』みたいな意味合いがあるんですって。
あ、とりあえずこの動画にも塩(高評価)を送っておいてください。ええ。
で、なんでそういう意味になったかっていうと、塩には腐敗を防ぐ性質があることから来ているそうで
確かに現代では塩が腐敗を防ぐのは常識ですけど、昔の人からしたらそれが神聖なものに見えるのは納得できますよね。うん。
例えばイエスは弟子たちに『あなたがたは地の塩である』っていう言葉を使って
『(あなたたちは)地上の世界の腐敗を防ぎ、毒を抜き、味を付けるという役割がある』ということを伝えていたそうです。ほう。
それから、聖書では拘束力のある契約のことを『塩の契約』って言ったりするそうです。
これは、『腐敗を防ぐ』という所から、『永続性』の象徴とされていることから来るものだそうで
塩の契約をする際に、当事者は塩を添えて共に食事をしていたんですって。へえ。
ちなみに、レオナルド・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』ではユダの前に置かれた塩入れがひっくり返っているそうで
裏切り者の暗示がされているということですね。なるほど。
他にも、スペインの御伽噺で『塩のように好き』という作品があるんですけど
娘が王様に『塩のように好き』という比喩を用いたところ
『塩程度にしか好きじゃないのか!』と憤慨するんですって。
しかし、その後塩抜きの食事を食べた際に塩のありがたみを知り、自分の解釈が誤っていたことを知り仲直りをする、といったような内容です。
スペインの御伽噺にもなるって、予想以上に様々なところで、塩に関するエピソードはあふれているようですね。
それは現代においても脈々と受け継がれているようで
例えば山本基さんという方がいらっしゃるんですけど、『塩の芸術家』(塩を用いて芸術作品を製作される)として世界において非常に有名ですし
身近なところにおいても、『敵に塩を送る』みたいな言葉があったり
『盛り塩』みたいな行為も一般的ですよね。
他にも、大相撲でも力士の方が土俵に上がる前に塩をまきますよね。
あ!大相撲の東京場所でまかれている塩は、なんと伯方の塩らしいです!すげー!
さすが伯方の塩です。料理から神事まで、なんでもござれですね。ええ。
ちなみに、ヨーロッパでは陶器を長く使う文化があるそうなんですけど
洗浄の際、器の中に新聞紙を細かくちぎって水を入れ、そこに塩を加えて振って洗浄するそうです。
それにより、傷ついたり、洗剤を使ったりしない分長持ちしたりするんだそうな。塩すごいな。ええ。
科学的には、塩はタンニンと結びつく性質があるので、茶しぶを取るのにも適していますよね。急須とかめっちゃ役立ちそう。
どうですか、皆さん。ここまで塩の歴史や身近での使い方を書きましたけど
普段よりも塩に対して親近感が湧いてきませんか?僕は湧いています。
ちなみに、伯方の塩の公式ウェブサイトには『伯方の塩の社員のこだわり弁当』というページがあり
社員の方がどんなお弁当を持ってきているのかが紹介されています。めっちゃ親近感わきますね。
他にも、伯方の塩を使ったレシピが脈々と更新されていて
中には『塩スイーツレシピ』という一風変わった項目があるんですけど
そこで『すいかシャーベット』が紹介されています。
要するにスイカに塩を混ぜたシャーベットみたいな話で、ほぼスイカのレシピだろって話はあるんですけど
いえいえ、あくまで主役は伯方の塩です。誰が何といっても伯方の塩がメインです。はい。
ちなみに、果肉を取り除いた後の皮も、緑の皮を取り除き、白い部分を適当な大きさに切れば
伯方の塩を使って漬物にすることができるそうです。めちゃくちゃ無駄なく楽しめますね。やっと伯方の塩のレシピっぽくなってきた。良かったです。
他にも様々な面白いコンテンツがありますので
塩に親近感が湧いている皆様は、是非伯方の塩の公式ウェブサイトもアクセスしてみてください。楽しいですよ。
https://www.hakatanoshio.co.jp/
あ、いつものように念のため書いておきますが
今回も全然企業案件じゃないです。ええ。全く違うんです。残念ながら。
ただ単に、僕の個人的なオススメとして伯方の塩のことについて書いただけです。はい。
今回の作品を通じて、より伯方の塩のことが好きになりました。これからも伯方の塩は食べ続けますよ僕は。
さて、もうそろそろ皆さん概要欄も良い感じですか?
そうですか。まさに、『良い塩梅』ってことですね。そういうことですよね?ええ。
あ、こういうのいらなかったですか?
最後の最後で興ざめでした?それは結構傷つきます。
まさに、『青菜に塩』ってやつですね。はい、さようなら。
(バランより。)
―――――
▽『あなたとコンビにファミリーマート♪』の続きを作ってみた
https://youtu.be/ebMP0NKZK4s
▽あのCMソングの続きをアッコさんと即興で作ってみた
https://youtu.be/glzvpdNE99k
▽CMソング『ベンザブロック♪』の続きを作ってみた
https://youtu.be/RlDcKk4GIdg
▽CMソング『赤いきつねと緑のたぬき♪』の続きを作ってみた
https://youtu.be/pSmCU7bqjgI
▽CMソング『ココロも満タンに♪コスモ石油♪』の続きを作ってみた【ダブステップ】
https://youtu.be/6oC7ywT_R0g
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#伯方の塩 #FUNK #CMソング
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