フィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia、1992年6月12日 - )は、ブラジル・リオデジャネイロ州リオデジャネイロ出身のサッカー選手。バルセロナ所属。ブラジル代表。ポジションはミッドフィールダー、フォワード。
CRヴァスコ・ダ・ガマのユース出身。16歳にして「次代のブラジルを背負う期待の選手」として注目を集め、プロデビュー以前からスペインのレアル・マドリードなどヨーロッパの複数のクラブが獲得に動いた。
2008年7月、イタリアのインテル・ミラノが移籍金380万ユーロで獲得。
2012年1月、出場機会を求めて期限付きでスペイン1部エスパニョールへ移籍。マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下、半年間で9試合4ゴールを記録。
2013年1月、イングランドのリヴァプールに移籍した。移籍金は約800万ポンド。ブレンダン・ロジャース監督のパスサッカーにはまり、ブレイクを果たす。最終的に13試合出場3得点5アシストを記録した。
2014-15シーズンはリーグ35試合に出場、5得点5アシストを記録。PFA(プレミアリーグ)年間ベストイレブンとクラブ年間最優秀選手をダブル受賞する快挙を達成。
2015-16シーズンは公式戦43試合に出場、12得点を記録。2シーズン連続でクラブ年間最優秀選手に選出。
2017年1月、リヴァプールとの契約を2022年までの5年間延長。2016-17シーズンはサディオ・マネと並ぶチーム最多の13ゴールを記録し、自己新記録も更新した。
2018年1月6日、バルセロナは1億6000万ユーロ(約217億円)の移籍金で交渉を成立させ、同選手と5年半の契約を結んだ。
プレースタイルは、超技巧派ロングシューター。サポーターからは”小さな魔法使い”として愛される。
世界屈指のボールテクニックを持ち、タッチの細かさはネイマールやイニエスタにも匹敵。ウスマン・デンベレのように両足をそん色なく使い、常に360度どんな角度にもすばやく反転することができる。そのためDFは次にどんなプレーをするのか予測できず、一度前を向かれたらまったく足を出せなくなってしまう。
足の振りも小さく速く、そして強烈。とりわけロングシュートの精度が高く、両足でドライブショットとコントロールシュートを使い分ける。細かいドリブルから一瞬で弾丸シュートを突き刺す姿は、もはや魔術師を超えた悪魔である。
ネイマールがPSGに移籍する以前は『イニエスタの後継者』として獲得が噂され、本家よろしく絶妙なパスセンスを持つ。特にバイタルエリアを切り裂くスルーパスが得意で、サイド際からするどいアウトサイドを蹴り込むのも持ち味。
ネイマールと比較すると、ドリブルの突破力は劣るがFWへのアシストや両足の射程距離で上回る。バイタルの細かいパス交換も得意なので、リヴァプール時代のようにルイス・スアレスへのアシストを数多く生み出すだろう。
弱点としては、やはり171㎝の身長である。特にエアバトルや球際のコンタクトはほぼ期待できない。
またネイマールほどの俊足はなく、カウンターで左サイドをぶちぬくような選択肢は持っていない。もしバルサで個人技を期待するならば、スアレスやジョルディ・アルバのサポートは必須となる。
参考映像 videos
https://www.youtube.com/watch?v=jLM68Nr4i_c
and other sites.
Music Lyoiko - Takeoff / Jensation - Donuts / Zenzenzense - らんでぶ。
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