地域社会にeスポーツがどのように活用されているかを学ぶため、群馬県高崎市の育英短期大学の学生が市内のデイサービス施設で「eスポーツ教室」に参加しました。
高崎市の日高デイトレセンターで開催された「eスポーツ教室」には、施設利用者2人と育英短期大学現代コミュニケーション学科の学生3人が参加しました。育英短大は来年度に全国的に珍しい「eスポーツコース」を新設する予定で、今年度から「社会におけるeスポーツの活用法」や「ゲーム依存症」などeスポーツに関する様々な授業を行っています。
一方、介護事業を行うエムダブルエス日高は、eスポーツが認知症の予防につながると考え、施設利用者を対象に今年1月から「eスポーツ教室」を開催しています。短大とエムダブルエス日高は去年11月に教育と福祉現場で互いに協力しあう協定を締結していて、この日の体験会への参加も連携事業のひとつです。
2週にわたるプログラムで学生たちは先週、施設や開催されているプログラムの見学し、「eスポーツ教室」の概要や目的も学びました。人気リズムゲーム「太鼓の達人」で対戦をしたり、ゲームの感想を共有するなどして利用者と交流を深めていました。
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