10月1日からプロバスケットボールのB1リーグが開幕。昨シーズンB2リーグを制覇した群馬クレインサンダーズが初のB1に挑みます。
群馬クレインサンダーズは昨シーズン、ホームゲーム負けなしの52勝5敗という圧倒的な戦績でB2リーグを制覇し、B1リーグに昇格しました。今シーズンからホームを太田市に移し、男子日本代表の監督経験があるトーマス・ウィスマンHCを招き、初のB1に挑戦します。
リーグ開幕前特に力を入れているのが「ディフェンス」です。9月に行ったプレシーズンでは主戦力を欠きながら1勝1敗。いずれの試合も失点が多かったため、練習ではリバウンドやパスカットなどを強化。守備を起点に、持ち味の速さのある攻撃につなげるチーム作りを行っています。
また、今シーズンは4人の選手が新たに加入。日本代表候補のアキ・チェンバース選手や身長2m越えのビッグマン野本健吾選手など守備に強みがある選手が加わりました。若い選手が加入する中、注目は元日本代表で、41歳のリーグ最年長のベテラン五十嵐圭選手です。五十嵐選手はB1リーグでの優勝は未経験。サンダーズの司令塔として、悲願のB1制覇を目指します。
ウィスマンHCは今シーズンのキャプテンとして昨シーズンから主力として活躍してきた笠井康平選手とマイケル・パーカー選手の2人を指名しました。
B1優勝に向けて、まずはチャンピオンシップ出場を目指すサンダーズ。初戦は昨シーズン準優勝の宇都宮ブレックスと対戦。10月9日に千葉ジェッツとのホーム開幕戦に挑みます。
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