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→http://www.gizmodo.jp/2016/07/brother_dcp-j983n.html
【メッセージ全文】
いつもギズモード・ジャパンを読んでくださっているみなさん、編集長の松葉信彦と申します。
突然ですが、10年前、あなたは何をしていましたか? ギズモード・ジャパンは2016年7月31日に10周年を迎えます。ちょっと10年前を振り返ってみましょう。10年前の2016年7月31日には、まだiPhoneは発表されていません(iPhoneが発表されたのは2007年1月9日、発売は同年の6月29日)。2004年に産声をあげたFacebookも当時はまだ日本上陸前で、しかも学生に限定されたサービスでした。Twitterがかろうじて2006年3月21日にサービスイン(当時はTwttrという名前でした)していたくらいです。こうして振り返ると、10年という歳月が、気が遠くなるくらい昔のことのように思えてきます。
ギズモードはガジェットブログとしてアメリカで生まれ、その日本版であるギズモード・ジャパンは740万ユニークユーザー、6900万ページビュー(ともに月間)のサイトへと成長しました。これもひとえに、いつも読んでくださっているみなさんのおかげです。この場を借りて感謝を伝えたいと思います。本当にありがとうございます。
ギズモード・ジャパンで公開された記事は、この原稿の執筆時点で5万6000本を超え、いまも月間800本ほどのペースで増え続けています。「ガジェットブログというコンセプト」は、10年前は目新しいものでした。ただ、その5万6000本あまりの記事をお届けしている間に、少し意味合いが変わってきたのかなって感じています。
「ガジェットとは何なのか?」は編集部でよく議題に上がるテーマでした。ガジェットというと「携帯できる電子機器」をイメージするひとは多いでしょう。でも、ガジェットという範疇だけでものを考えていても、テクノロジーの潮流を読み取ることは困難になりつつあります。だからこそ、カルチャーやサイエンスをも内包したサイトへと舵を切ります。そのためにコンテンツの幅を広げ、コタク・ジャパンのメンバーを加えてエンターテインメントにも注力しますし、デジタルネイティブな世代に向けたコンテンツも発信していくつもりです。
そして、ブログスタイルからの脱皮を図るべく、デザインをフルリニューアルします。単に時系列でお届けするだけではいまのテクノロジーをとりまく情勢を伝えられないと思うからです。
「一緒に、テクノロジーの未来を、時代が変わる瞬間を、特等席で見ようじゃありませんか」
これは僕が編集長になった昨年9月に書いた記事の一節です。その考えに変わりはありません。僕たちギズモード・ジャパン編集部は、その歩みを止めることなく、これからもテクノロジーやサイエンス、エンターテインメントを熱狂とともにお届けしていく所存です。ぜひ僕たちのとなりの席に座って、激動の時代を楽しみましょう。
ギズモード・ジャパン 編集長 松葉信彦
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